置き去りにされた家畜や動物パート 2

 福島原発事故で、 いつまでも非難待機で生活しておられる人達に東京
電力の会社から保障金が配られるとのニュースを聞きました。非難されて
1ヶ月余り不安と苛立ちも想像を絶するようでしょうが、一息つけた様子、まだまだこれから先の事を考えたら、今一歩進んだ現状でしょう。
 私も66年前広島の原爆被爆者の生き残りの1人です。爆心地から
1.5kmでの体験でした。あの時は向50年は草木も生えない危険な土地だとあちこちで風評が飛び交い、心配していましたが、間もなく草木も新しい芽を吹き、今日のすばらしい広島に発展しました。この度の放射性物質の含入物と異なり辺り一面火の海と重なってとても危険な状態でした。だからこの度の原発放射性物質の漏れには、もう少し冷静に対処し、不安で動揺している町民の方達の気持ちを汲んで、生活の糧だった家畜や飼い犬や猫等等を先に移送する位の時間はあったのに、とても残念で怒りさえ覚えます。今の日本人は3人に1人は自然に癌に罹り、中国大陸からの黄砂や世界中の大気汚染の事実を考えて、福島原発での放射性物質漏れで不安な気持ちも少し視点を変えて生活してもらいたいです。この度の置き去りにされた家畜や動物の事が何時も私の心の中から離れません。