梅雨時の気分転換

        

 七夕の日を楽しみに、幼稚園児達が竹笹に自分の思いを描いて吊るし、
待ちわびていたのに、今日はどんよりした曇り空で残念です。ここ数日
毎日雨降りが続き、昨夜は落雷と豪雨で浸水した所も出たようで、
地盤の低い商店街も何時浸水するか不安な毎日ですが、人の流れも、
今一つ盛り上がりがありません。この様な時の気分転換に
以前読んだ本を開いて見ていると、<根に返る>と言う行があり、
今の私の心境に参考になりそうだと思い、読み更けていました。
 そして心身の為に<五労>
    多想心労=取り越し苦労が多過ぎること。これは心臓を傷る。
    多怒肝労=怒りが度重なると肝を痛める。
    多思脾労=考える事が多いと脾が疲れる。脾臓は血液の浄化
         や調節を司る大切な器官である。
    多悲肺労=悲しみが多いと肺を傷める。
    多憂腎労=憂いが多いと腎が疲れる。
 特に春には脾を養い、夏には肺を養い、秋には肝を養い、冬には
心臓を養い、四季を通じて最も腎を養い、過労に注意する事。
草木でも、本当に健やかに繁茂させようと思ったら、いたずらに、
枝葉を伸ばしては駄目で、幹を逞しくし、根を深く養わなければ
ならない。根に返る事が大事。少々肩苦しい本だけど、落ち込んだ時の
気分転換に時折開いて読んでいます。