残された動物、家畜

3月11日は東北関東大震災日から1ヶ月目になります。まだまだ復興
工事までは時間がかかる様子で被災者の方達の不安な苛立ちもひとしお
でしょう。広域なのと原発の事故対応に追われて中々進展しないようで
お気の毒なのに私達まで何も手を差し伸べられない気持ちがもどかしく
なります。3月10日付けの中国新聞に福島の原発19キロ消えた人影
という記事で避難先から自宅の南相南市に残した馬が気になり1週間ぶ
りにキャベツ60個と大根40本、ペットボトル4本を車につんで帰宅
し、6頭の馬は瀕死の状態でかろうじて生きていたそうで、細く切った
大根を、少しずつ与えてやっと水を呑む力がでたようです。今は元気に
なったようで、もう二度とこの土地を離れたくないと、また周りの人影は殆どなく、置き去りにされた牛が道路にさまよっていたり飼い犬や飼い
猫が野生化したり、鶏の死骸もここ其処にある様子でとてもやるせない
気持ちです。私もおせっかいとは思つたのですが何か必要な物をお送り
したくて、中国新聞に電話して詳しい御住所を聞いたのですが無理だと
断わられ、残念でした。残された動物、家畜の保護は出来ないのかしら。1匹の犬が3週間目に自衛隊に救助され周りの人達に明るい話題が記字
になったのに腹だたしくてなりません。この残された家畜や、動物の保
護を頼むボランテアに頼みたいです。