呉そごう閉店

 昨日の晴れ渡った青空から一変した、今日のどんより曇った空に
小雨と蒸し暑さと梅雨時のお天気に、商店街は週末の土曜日なのに
人通りは疎らです。呉市は高年齢の人達が全国的な水準より高いので、
お天気に、可なり作用されるようです。足元の悪い雨降りは特に酷
いものです。数十年前の駅前開発以来、旧商店街は取り残されて、
散々な物ですが、其の時に出来た駅前そごう呉店も来年1月末を
以って閉店と決まり、駅前の開発もこれで、どのように変わって
行くか今一番の話題です。そごう呉店の売り上げが落ち込んで、回復の
見込みがないと言う理由で大型店舗が閉店となると、そこで働いていた
人達の雇用問題からビル管理に依存していた大勢の人達の将来の不安
は多大なものですが、ビルの一部は呉市の所有で年間1億円以上の
賃貸料や駐車料金もどうなるのかしら。去年からそごう店撤退の
ニュースも流れていたのに、全然次の計画もないのは、おかしい
としか言いようがありません。クレアラインのバスの往復回数が
増えて、商品が豊富な広島のデパートや商店街に流れる呉の消費者
の足をくい止める事は無理のようです。地元の商店街の
生き残れる方法を改めて考えさせられます。