3月10日の中国新聞の記事から・・・来日したアメリカ合衆国シンクタンク「全米科学者連盟」核専門家、ハンス・クリステンセン氏の共同通信のインタビューに対して、日本の<核の傘>か<核廃絶>のどちらかを優先するのか決断しなければならない。日本政府は言っている事と行動が違う。
全世界で日本だけが非人道的原爆投下の多大な被害に遭っているのに、戦後70年経っても今だ、はっきりした声明を出さずにその場限りの適当な発言では、世界各国に信頼を無くしてしまう様に思うのは私だけかしら?9日からドイツ連邦共和国アンゲラ・メルケル首相が来日された折、ドイツも日本と同じように敗戦国家のレッテルを張られて国力を回復するまで、国民一眼となって努力してきたけど、メルケル首相の今回のメッセージの中に、過ってヨーロッパ全土を殆ど敵にまわしたファシズム政権で被害を蒙った隣国から、 戦後若いドイツ連邦共和国に信頼関係を持つチャンスを与えられると言う幸運を得るこたが出来ました。過去の悲惨な出来事と向き合って、今のドイツ連邦共和国が世界に信頼を得て貢献できると言う謙虚な姿勢に国のモラルの高さを感じました。以前日本も当時のまとまりのない政治家の外交政策失敗で軍部主導の国策の結果、敗戦国家に陥り,やっと国力回復して、国民一眼の努力のお陰で、経済大国の仲間入りしても今だに、アメリカ合衆国の傘下から自由に発言出来ずに、又隣国の中国、韓国とも信頼を得る事が出来ない、政府の姿勢、同じ敗戦国家70年過ぎても、過去との歴史認識を解決出来ないしこりを持ったまま、安全保障、集団的自衛権を推し進めて行くつもりかしら?