呉亀山神社大祭

8日夜から9日と呉市亀山神社大祭なのに、今日は夕方からあいにくの雨降りとなり、子供達が一生懸命練習した太鼓や笛の神輿が台無しです。最近は少子化で、中々御祭りの行事に参加する人数が揃わなくなり、お世話をする長老の方達も一苦労のようです。、鬼に扮装した大人と法被姿の子供達で横笛に合わせながら、太鼓を打ち、一軒づつ寄付を集めて歩く様子は、昔懐かしい一コマですが、いつまでも昔ながらの日本独特の御祭りを継続することはむつかしい時代になっていくようです。今の様な平和な時代でも、日本の伝統的な行事が無くなりつつあると言う事は、時代と共に一人一人の価値観が変わって来ているからでしょうか、人の弛まぬ努力に依って科学が進歩し、その科学に依って時に人類の悲劇が発症し、自然界の秩序も破壊されることになる矛盾を感じ乍ら、その進歩した世の中に生きて、人間としての根本的道徳観は変わらずに生きて行くことが出来る事を願っています。