亡き主人の13回忌を迎える事になって

月替わりです。月日の経つのは早いもので、今月は亡くなった主人の13回忌を迎える月です。当時亀山神社の大祭で人込みの多いた参道を通り抜けて、入院していた国立医療センターへ向かっていた為、秋の大祭がある度に当時の心境を思い出します。秋祭り後10日目に旅立ち、あれから12年目です。 10年目の時に少しづつ仕事以外に何か違う人生に興味が出て、胎内被爆者の会に入り、今年は長崎迄行くことが出来、今までにない体験が出来ました。結婚と同時に商売人の世界で一生懸命でした。それだけに、突然、一人になったとき、自律神経がマヒして、人の話に乗れなく、漢字も殆ど忘れて、手指が震えてまともな字が書けない日が続き、そんな自分に不安ばかりが先走り、睡眠不足も続き、毎朝薄暗い内から起きて、昔、筆を持っていた書道に打ち込み、新聞をゆっくり隅から隅まで読み、その時に安岡正弘先生の先哲講座を読み始め、次から次へと本に執着していきました。仕事にも色々な支障が生じましたが主人の弟夫婦と助け合いながら営業出来ました。そんな中、4年位経った時に安岡先生の本に度々出てくる『四柱推命』とは何だろうと興味がわき、丁度新聞朝刊の折り込みにNHKカルチャーセンターに『四柱推命』の講座がある事を知り、すぐさま申し込み、70歳後半の女性の先生に惹かれて、4年目に先生の助手として可愛がられていましたが、先生が病気で引退され、今年から私一人で講義を受け持っています。私はとても強気でわがままな性格があるから、主人の亡くなった後、対、弟と主人を比較してジレンマに陥ってしまう事が度々あり、私の仕事に対する気持ちを少し醒めた位置に置いて、自分自信をコントロールしながらの毎日でした。私の態度一つで、皆の仕事に対する意気込みが低下したら申し訳ないから、弟は彼なみに一生懸命だから、感謝する気持ちをしっかりもって、これからも一緒に仕事していこうと思います。