自然災害の恐怖

　九州北部、福岡県朝倉市、東峰村、大分県日田市の豪雨被害は死者、行方不明者と３０数名になるらしく、静かな山間の生活が一変して、悲惨な毎日を送られている様子をテレビで見ていると、私達も一緒に、自然災害の恐怖を感じてしまいます。山間部は意外と高齢者の方達が多いから、この先、流された家屋や、泥まみれの家屋を目にして、生きる元気を無くしてしまわれないかと心配です。昨日は、名古屋の一部でゲリラ豪雨による冠水状態に、道路上の車が走行困難になっていたり、集中豪雨の被害はまだ続きそうで、一日も早い梅雨明けを期待しています。　
　中国民主化運動家でノーベル平和賞受賞者劉暁波氏が拘束されて肝臓癌末期の状態で、管理下の刑務所から、病棟に移され息を引き取ったニュースを見て、中国の民主化運動弾圧の強硬な姿勢、人間の尊厳を無視した国家は、世界経済大国と言う顔を持って、世界中に畏敬を振る舞いている様子に、アメリカ合衆国でさえ、異論を唱えずに、経済優先、自国ファーストと日本の政策もこれに追随している様ですが、少々不安な気持ちになります。