第4回胎内被爆者の集い

8月5日、第4回胎内被爆者全国連絡会も無事終わりましたが、会員の出席者は今一つ少なく感じました。来期の課題の一つに記憶して置きたいと思います。今年は「70年に想う」の英訳版が出来上がり、会場に翻訳者の向井均先生に出席して頂き、完成した翻訳版を目にした、ご自身の感想を述べて頂きました。「この胎内被爆者の其々の思いの英訳版に携われて光栄でした」とても謙虚なお言葉に感動致しました。この本の活用方法を考えて、胎内被爆者の存在をもっと幅広く普及させたいと願うばかりです。併せて、同じ胎内被爆者の仲間でもある、小頭症の方達も、人間の尊厳を持った生き方が出来る様に、そして、二度と過去の過ちを繰り返す事の無いように、核開発の自制を認識して頂きたいと思います。青森県福井県、長野県等遠方からも初参加して頂きました。長野県の藤森俊希様は日本被団協事務局次長で、今年アメリカ・ニューヨーク国連本部であった、核兵器禁止条約制定を見届けられた方で、当時の映像と約一時間余りの講演をして頂きました。大変感動しましたが、会員の方達にもっと沢山参加して、聞いて頂きたかったです。とても残念でした。閉会後は、15名で鷹橋の『徳の風』居酒屋で懇親会を催し、アルコールが入ると、皆以前にも増して、分けあい合いと2時間があっという間に過ぎて,各自の宿、家路に着きました。楽しい1日でした。6日は国際会議場コスモスの間で、二川様が入会されているヒップの会での、英訳証言がありました。部屋一杯の外人と中に日本人が少し、用意していた席が足りないようでした。受付でこの英訳版の冊子を100部用意していたのですが、来場者が多い為、あっという間に無くなりました。もっと多く用意して置けば良かったと反省しています。海外から参加された沢山の方達に、しっかり読んで頂けるチャンスだったのに残念でした。