猛暑の中の墓参り

  毎日猛暑続きで、お盆に入ると言うのに、汗だくだくで、墓参りから帰って来ました。お供えの花も、何時まで枯れずにもつか、花に同情したくなります。『巧言令色鮮し仁』対『剛毅木訥仁に近し』久しぶりに目にした論語から引用した詞、知人のメールに入っていました。一時期、この論語から引用した詞を暗記していたけれど、最近では、殆ど忘れています。主人が他界して間もない時に、虚しさの為か、頭の中が空っぽになり、脳の中に一生懸命詰め込む事で、前向きな日々を送る事が出来ました。あれから13年経ちました。当時を振り返ると、私には二通りの選択肢がありました。子供が居ないから、嫁ぎ先から縁を切って独立するか、此の侭の状態で、弟夫婦と一緒に家業を続けるかの選択でしたが、主人が亡くなる前に、頑なに、家を出て自由になるように勧められたのに、共に苦労してきた家族を置いて、出る決心がつかなかった自分に、後で後悔らしき迷いが出てきましたが、周りの友人達に支えられ、あっという間に時間が経ちました。これから10数年元気で、現役を維持出来る様に、生きたいものです。