今年も忘れずに豪雨被害

またまた日本列島南から北に向かって、ゲリラ豪雨の大被害が広がりました。昨年の今頃は九州熊本県大分県南部と大自然の猛威で、地震、豪雨と大勢の被害者が出て、1年目の追悼式があったばかりだし、また1年ばかりでは復旧工もままならない状態なのに、今年も引き続いて豪雨の被害に遭われて、高齢者の多い地方では、2年続く被害は相当ショックを受けることでしょう。今年は広島県も豪雨被害に遭い、河川の氾濫に床下浸水と、広範囲な被害が出ています。安芸区坂町の冠水地域は私が幼少期の頃はこの辺りは海でしたから、毎年夏の1週間は坂の親戚の家に宿泊して、朝から晩まで、気が済むまで海で遊んでいました。朝早くに綺麗な砂浜で貝堀をして、美味しい貝汁を食べた記憶があります。その綺麗な海が何時の頃からか埋め立てられて、大きな町になっていました。その埋め立てた場所全域がこの度の豪雨で、河川の氾濫に依る冠水区域になったようです。昔からある親戚の家は埋め立て地ではないので、無事でしたが、新しい埋め立て地で生活している人達は、がっかりしておられる事でしょう。自然災害だけでは片付けられない人工的被害と感じられます。小さな日本列島に毎年の様な自然災害の犠牲者が多発しています。今年は特に「数十年に1回の災害」と言われていますが、復興支援が追いつけない状態に苛立ちさえ感じます。