73年前呉市街地大空襲被害者追悼式典

 73年前呉市街地大空襲被害者追悼式典を自治会主催で毎年7月1日に近所の人達が集まって恒例の行事として来ました。今年は丁度日曜日だった所為か、初めて参加された人があり、事情を聞くと、今は広島市に住んでいるが、空襲の日に祖父と母親が近くの防空房に入り、運よく助かったが、他の防空房に入った人達は、殆どが防空房の中で窒息死と言う惨かった状態を聞き、今日は祖父が生前この追悼式に参加したことがあると聞き、祖父たちと親族の犠牲者の名前が過去帳に載ってないかと探されていましたが、何冊かの名簿にハッキリ記載されていたので、感激の涙を流されていました。彼の参加で73年の悲劇がまるで昨日の出来事の様な話題になっていました。当時の人はもう他界されていないそうですが、子供の時に色々聞かされて育ったから、心の底に何時も残って居たそうで、是非一度は追悼式に参加をしたいと思われていたそうです。