西日本豪雨被害

  毎日炎天下の中、土砂交じりの家屋の復旧作業に過酷な日々が続いています。7日の土砂崩れで、家がすっぽり土砂に埋まった、1人住まいの68歳の女性の話を聞き、唖然としました。夜10時どしゃ降りの雨の音に警報が聞き取れなくて、家のドアーを開けたとたん、洪水の様な勢いで一瞬に泥交じりの大水に身体の胸辺りまで埋まって、助けを呼んでも、泥水から身体を動かす事が出来ず、最後に逃げて行く人が、胸が泥の圧迫で息苦しくなったらいけないからと、クッションを胸に当てて、懐中電灯を手に握らせて、自分の顔を照らし続けて救助を待つようにと言って非難所に行かれたそうですが、其の後取り残された彼女は1人泥の中でじっと助けを待っていたそうです、夜中1時過ぎにやっと救助された彼女は、胸から下は血流が悪い成果、もう紫色に変色していたそうですが骨折はなかったのが幸いでした。それからしばらく経って、病院に運ばれたのが、3時過ぎと随分時間がかかりましたが、今現在、病院内で元気になられたそうで、リハビリの最中だそうです。1人取り残された時の彼女の気丈な性格が、無事に生きて、当時の恐怖の体験を語られました。呉市天応西條にお住まいだった1人住まいの女性の話。