小農宣言

中国新聞朝刊 「国連・小農宣言」家族経営や兼業などの比較的規模の小さな農家の価値や権利を守る、通称「小農宣言」が国連総会の委員会で採択された。
食料や生き物の多様性確保への貢献を認め、小農支援の財源措置などを各国に求めている。この宣言の採択を日本が棄権したのは如何なる理由か?広い耕作地での強い農業化はグローバルな波に打ち勝つ事も大事でしょうが、同時に弱者の支援活動にも力を入れ、日本と同じ様な、いや、もっと狭い国土でハンディを背負った農業に従事している小農国に向けて率先して支援活動は不可能なのか。狭い国土で農業に携わっている日本と同じ様な立場からの目線を配る事は難しいのでしょうか。日本の農家は山に沿って段々畑が至る所に存在して、この棚田が風光明媚だと、観光資源になって、過疎の村人は採算性が無くても頑張っている所もあります。狭い耕作地での消費者と一体になって、安心感ある作物を生産されている若者達もいます。弱者の小さな喜びを摘み取る事無く、支援の対象に考える国策と国連の宣言に先頭の立場を取って欲しいものです。
 紅葉の時期、毎年楽しみにしていた蔵元通りの銀杏並木がなんと、枝葉が切られて僅かに残った枝に綺麗な黄金色になった葉は何ともみすぼらしく、ガッカリしています。落ち葉の清掃が大変だから、紅葉する前に枝を切り落としたらしく、何とも情緒のない呉市の対応には、呆れています。



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