春の嵐

昨日から日本列島{春の嵐}でさんざんな目に遭いましたが、幸いにも瀬戸内海に面しているお陰で、呉はさほど被害が出ず、時折突風が吹く程度で、落ち着いています。今日も朝から太陽の明るい陽射しが眩い程です。豪雨と暴風で彼方此方で被害が出ている様ですが、東北地方や北海道などはまだ{春の嵐}が続いて非難勧告に普段の生活もままならない週末になり、自然界の猛威には逆らえない歯がゆさがあります。こんな時期に桜吹雪に浮かれて、花見を楽しんでいる人だかりも彼方此方で見かけますが、皮肉なものです。先日、友人から借りた本で {八十歳を過ぎて解かった、人生の大切さ}を読んでいたら、身近な大事な人を亡くして、何時までも悲しみに浸るのも程ほどに、其の大事な人から楽しいひと時を与えて貰ったことに感謝して、残り少ない自分の時間を大切に生きていく事。一時も無駄な時間は残っていない。と言う言葉に、まだ私は六十代後半だけども、いずれ、八十歳に近ずく人生のお手本に心しておこうと思いました。