道徳教育を見直す

今、世界中の人を震憾させているイスラム国と名乗るテロ集団に加入する若者層には世界共通の一般生活に不満を持っている人達が集まっています。日本人大学生がシリアに渡航寸前、保護されていますが、インターネットと言う
グローバル化した国際交流はどこまで若者層に浸透していくか、空恐ろしいものがあります。国内でも通り掛かりの
人に刃物を向けて、誰でもよかったから殺したなどと、自分の欲望をコントロールできずに一気に爆発させている青年層、どうせ死ぬなら、海外でイスラム国に加入して、花々しく死にたい。世界中にこの様な共鳴者が集合する傾向になっています。
 世の中の事、宇宙、科学、生物、森羅万象全て近代化と共に進化してきていますが、ただ道徳だけは、進化どころか、後退しています。国際道徳に至っては退歩も甚だしく、悪くなる一方です。世の中を平和的に進歩させるには精神文明と物質文明が並行しなければならないのに、今は物質文明だけが進歩し過ぎて、精神文明がこれに追いつけなくなった結果です。個人の道徳教育を近代科学させると同時に国際道徳も進歩させるように、もう一度原点に振り返って、子供の道徳教育から見直す時期だと痛感いたします。この文言は私の読書から得た教訓です。