今年の広島原爆記念日を迎えて!

 毎日の炎天下、昼間に外を歩く人も疎らな状態ですが、暦の上では初秋に入ります。この夏は5月のオバマ大統領広島訪問に関係した記事が新聞紙上に毎日のように掲載されています。広島平和公園での彼の最初の言葉『『71年前、雲一つない明るい朝、空から死が落ちてきて、世界は変わった』詩的文章は私の心に深く印象付けられました。地球の自然破壊、人類絶滅の前兆に繋がる危惧を無視して非人道的原爆投下を実行した当時のアメリカ合衆国トルーマン大統領の<これ以上戦争犠牲者を増やさないために投下した>と言う詭弁で正当化してきた過去から少し前進したようにも取れる詩的表現に、現職大統領としての、最大限の人間としての道徳心に因る表現だった様に、もやっとした気持ちになりました。