第3会胎内被爆者の会in長崎反省会

旧盆を過ぎても毎日の炎天下にほとほとくたびれます。北海道、東日本は続いて台風の被害に遭っていると言ううのに、異常気象の影響でしょうか?
昨日は、9日〜11日長崎平和式典に参列、長崎原爆遺跡、原爆資料館と散策してきた反省会を広島市内で、福岡から溝浦様出席の下に開き、当日は「第三回胎内被爆者の会in長崎」 に70人以上の大勢の出席者とマスコミ関係者で部屋一杯の状態でした。ただリレートークに時間が足りなくて、参列者に充分な配慮が無かった様に感じました。次回の課題はこの経験を元に企画していく。声の記録も残したいと言う意見も出ました。夕べは出席者皆で慰労会をして帰宅はクレアラインのバスで23時頃になりました。
 今、図書館で「夢千代日記」を借りて読んでいます。以前NHKテレビで放送された、吉永小百合主演の胎内被爆者の生き様をドラマ化した内容で作者がなぜ吉永小百合を主人公の夢千代に抜擢したのか、知りたい気持ちになりました。余部鉄橋を渡った日本海の鉛色のどんよりした雲の下、ひなびた温泉街で原爆症白血病を患って生活している主人公夢千代、その周りの人達の色々な色どりの不幸を背負った人生の描写は同じ胎内被爆者の私の心を鉛色に染めてしまうような、重たい気持ちにかられました。