マスコミ報道で感じたこと。

「第4回 胎内被爆者のつどい」反省会から、7月25日「70年に想う」18名会員の心の声ををこの度、元英語教師のご協力で、英訳版にして、その報告を兼ねて、4回胎内被爆者集いの開催日時、場所をマスコミ関係者にお知らせしましたが、翌日の記事として、扱っていたのは、読売新聞だけでした。その記事も、この度の英訳版に原爆小頭症患者の事も追加して、英訳して頂いた件と、二川様が6日国際会議場でヒップの会主催の、外人参加者に英会話で証言活動をするから、その時、受付で英訳版を100冊配布する予定だと、ハッキリ言っていたのに、読売新聞の記事には詳しく掲載されていませんでした。マスコミ関係者と、取材される側との視点がずれているのかと思い、今のマスコミ報道にとって、読者の反応を重視する傾向が、私達の思いと、ずれが生ずじたのかも?
原爆小頭症患者の記事を出したら、良くないのか、英訳版の体験記をどの様に、活躍出来るか、もっと深く考えてみたいと思います。マスコミ関係者は3年前に原爆被爆者で、一番若い被爆者として紹介しましたが、一応の紹介が終わって、さてこの会は、次のステップで、何か期待出来る会に、成長しているか?そんな目で、見られているような気がしますが、考え過ぎかしら?もしそのような見方をされても、私達は、この会が出来て、この歳月の間、随分と勉強してきました。碑巡り、最短距離で原爆投下された本川小学校訪問、シュモーハウス見学で、原爆投下後のアメリカからの国家ではなく個人的援助活動の知識を習得し、長崎原爆資料館、慰霊祭訪問と、この3年間は色々と恒久平和に関して同じ視線で、考える機会が出来ました。これからも、会の一員として、マイペースで、恒久平和と言う同じ目標に向かって進んでいこうと思います。