千願経

昨日午前10時からある知人の先祖供養にと千願経をお供えしました。
参加者25人の方達が40巻の般若心経を一斉に唱えて、供養すると言う
行事でした。私は初めての体験なので少々興奮気味でしたが、其の時指示
された先生が先祖供養とは<耐える事>だから只お経を唱えるだけでは、
供養とはならない。との事、耐えると言う言葉で先人の座右の銘に四耐<耐苦・耐冷・耐煩・耐閑>この言葉も関係があるのかしら。主催者である知人は昨年御主人を亡くされ、また歳が明けて頼りにしていた御兄様も亡くされ、今まであれこれと不安な毎日を過ごしていたので、皆様のお陰で今日の千願経を唱えて心が洗われたようで、すっきりしました。心に一区切りできた。と皆に感謝の気持ちを述べられて、私も一参加者なのにお役に立てたのだと心地よい気分になりました。
<事足りて、足るにまかせて事足らず、足らで事足る人ぞ、身こそ安けれ>天海和尚著 物質的、精神的両面に考えさせられます。